コロナ第7波でのバス市場は上昇傾向なのか?
コロナ下での観光業は、数年前までは大打撃を食らっていたが現在の日本では観光業は回復傾向にあり、その中でもバス市場の伸びが上昇傾向にあるのは事実である。
バス市場は、主に「観光」「交通」に分けられている。その中でも、コロナ下でも影響をあまり受けていないのは「交通」である。
公共交通機関を止めることはできないからである。だが、問題なのは人出不足である。
現在、バス市場は上昇傾向にあるが、この先伸ばしていけるかと言われたら、厳しい部分がある。
バス市場の人の定年退職は60歳から75歳まで引き上げとなり、ますます、人で不足を解消することはできなくなってきている。
少子高齢化ということもあるが、新卒採用や採用枠があっても入ってこないのが問題店である。今後の策はあるのか?
結論から言うとない。というのが事実であり、今後衰退していく事業の一つなのかもしれない。
また、自動運転が着々と進んできている日本であり、人で不足のバス業界は人がやらない時代となるのかもしれない。
観光業の話に戻ろう。現在もコロナかということもあるが、バス市場には観光というものが戻りつつあり、バス市場の上昇の兆しになってきている。
主に何が上昇しているのかというと、甲子園バス、観光ツアーバス、修学旅行バスと数年前まではできなかったことができるようになり、客足が良くなりまた、久しぶりの行動制限がない夏で観光業は伸びしろしかないのである。
さて、こうした衰退していく部分と伸びていく部分があるが、そこをうまくバランスが取れている今のバス市場は字応召しており、経済を回す兆しとなることである。
今後、バス市場が衰退するときは、人で不足のときであって、そこを改善するのが最善である。